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17歳の実娘を抱くように頼む母親-p1

沢井修一20歳は東京の名門私大の2年生です。新潟出身の修一が借りているアパートの部屋の郵便受けに、一風変わったチラシが投げ込まれていたのは4月の初めでした。
それは下宿人募集のチラシでした。チラシの奇妙な点は、身長は185センチ以上、体重は90キロ以上の男子学生であること。加えて、空手か柔道の有段者であることと、依頼主の家族と同居できることが条件になっていたことでした。
修一は中学、高校時代は柔道部に属していて段位は2段でした。身長も186センチで体重は95キロとチラシの求める条件を満たしていました。その他の詳細は面談時に話すとの事でしたので、修一は兎に角募集主に会ってみる事にしました。

チラシに記載されていたメールアドレスに応募の旨を連絡すると来週の火曜日の5時に自宅にきて欲しいとの返事が米原富美恵と名乗る女性から返事がありました。
修一は募集主が女性であったことに安堵感を覚えながら、指定された火曜日の5時に米原家を訪ねました。

米原家は高級住宅地に1千平米の土地を所有する豪邸でした。宅地は代々引き継がれてきた土地で、米原家はもう一ヶ所駅前の一等地に間口は狭いが奥に伸びる土地を所有していて、そこに5階建てのビルを持っていました。3階から5階は事務所として貸し出していましたが、2階は米原家の当主で弁護士をしていた秀樹が事務所として使用し、1階は妻の富美恵が美容院を経営していたのです。
秀樹は肺がんを患い、5年前に42歳の若さで亡くなったのでした。その後、妻の富美恵が2階をネイルサロンに改装し、1階を美容院、2階にネイルサロンを経営しているのでした。駅前と言う立地に恵まれ美容院もネイルサロンも盛況で富美恵は多忙な日々を送っていました。

富美恵はこの豪邸に17歳になる一人娘の奈美と二人っきりで暮らしていたのです。

修一を出迎えた上品な顔立ちでスラリとした肢体の富美恵に最初から惹き付けられました。修一はこんな美人と同じ屋根の下に住むことが出来るかも知れないと思うと心がときめきました。

修一が通された応接室の内装も調度品も豪華なものでした。

「お名前は沢井修一さんですよね?私は米原富美恵と申します、はじめまして・・・」
富美恵が澄んだ、よく通る声で言いました。
「はい、沢井修一です。はじめまして・・・」
「沢井さんはなかなか体格がいいわねぇ・・身長と体重を教えて?」
「身長は186センチで、体重は95キロです」
「そうなの、募集条件を超えてるわね・・沢井さんは何か武道をやられてたの、柔道とか空手とか?」
「中学と高校で柔道をやっていました。段位は2段です。大学に入ってからはちょっと柔道から離れていますが・・・・」
「柔道は2段の腕前なの・・・・・大学はどこに通われてるの?」
「○○大学の経済学部です」
「あら、一流大学じゃない・・優秀なのね沢井さんは・・」
「あのぉ・・一つ質問してもいいですか?」
身長と体重と武道の経験が募集条件になっていることを不思議に思っていた修一は富美恵に聞きました。

「この家に住んでるのは私と高校2年の娘の二人だけでしょう・・・・・つい先だって、泥棒に入られたの・・・寝てる時に4部屋が荒らされてて・・・娘と私の寝室には来なかったから良かったけど・・今考えても身震いがするわぁ・・・それでね、頼りになる男の人に一緒に住んで貰いたくなったの・・・泥棒を威圧するような体格と武道を心得た男性に住んでて貰えば安心でしょう・・・」
「そうですか、それは怖かったですねぇ・・・」
「何だか用心棒として来て頂くようで、申し訳ないんだけど・・・沢井さんさえ宜しければ、私達親子を助けていただけないかしら?沢井さんに住んでいただければ助かるわぁ・・・」
富美恵はもう修一で決定したような言い方をしました。修一はあっけないような決定に、拍子抜けがする思いでしたが、気品のある美人女性とその娘と同居することに異存はありませんでした。修一はお世話になることを即座に返事しました。

そこへ娘と思われる女性が応接室に入って来ました。母親に似て上品な顔立ちのとても可愛い色白の女高生でした。が顔はとても硬く、こわばっていました。

「あ、お帰り、奈美ちゃん・・・こちらね、沢井修一さん。今度うちに住んで貰うことにしたの・・・いいわよね、奈美ちゃん・・・」
奈美ちゃんと言われた女性は一口も喋らず、ただ頭をペコリと下げただけで応接室を出て2階に上がって行きました。

「ご免なさいね、挨拶もしないで・・あれが娘の奈美です。よろしくね・・・」
修一は奈美に気に入られなかったのだと思い落胆しました。これから先一緒に住まわせて貰うのに嫌われた状態が続くことを心配すると、気が重くなりました。

「あの子ねぇ・・・中学3年の終わりの頃にイジメにあったのよ・・・それで人間不信に陥り、人を全然信用しなくなったの・・・それまでは快活で明るい子だったんだけど、自分に閉じこもる子になってしまったの・・・私には必要なことは話すけど、他人とはほとんど会話しなくなったの・・・・」

富美恵が奈美の友達から聞いたと言う話によると、男女合わせて10人程の不良グループが中学に出来、その不良グループにいじめられたとのことでした。理由は、その不良グループに属していた女子中学生が真面目な男子学生に思いを寄せていたのだが、その男子学生が奈美を好きになり、そのことが不良グループに知れ、奈美がイジメの対象にされてしまったとのことでした。
イジメの期間は3ヶ月ぐらいでしたが、毎日のようにいじめられ、不良グループの男子から体に
蹴られたり、殴られたりもしたようです。

奈美の様子がおかしいと思った富美恵が、一人で入っている風呂場に強引に入り、奈美の体を見た時富美恵は気絶するほど驚いたそうです。奈美の白い体に痛々しいアザが何箇所も残っていたそうです。
富美恵は翌日、学校に出向き担任教師と校長にもイジメを報告し、奈美は学校を休ませたそうです。
最後の1ヶ月ぐらいは中学を全休させましたが、成績の良かった奈美は公立と私立の全ての受験校に合格しましたが、奈美が女子高校への入学を希望し入学させたそうです。
中学では女子にも男子にもいじめられましたが、暴力を振るう男子生徒に対する恐怖感がより強かったのが原因していると思われました。

「沢井さんにはねぇ、英語だけでいいから奈美の家庭教師もしていただきたいの・・・他の学科は満足できる成績を収めているんだけど、英語だけがちょっと悪いの・・・奈美には大学へ行かせたいからお願いです・・・沢井さんのような一流大学へ合格できれば嬉しいんだけど・・・家庭教師を引き受けてくだされば、食事も3食用意して家賃はただでいいですから・・・」
「そんなぁ・・・それはあまりにも恐縮です・・・・」
「用心棒も兼ねていただくんだから無料でいいのよ・・・是非引き受けてね・・・それでは修一さんに住んでいただく部屋へご案内するね・・・」
富美恵はすっくとソファーから立ち上がり、一階の一番奥部屋へ案内されました。ベッドも調度品も揃っており、すぐ生活できる豪勢な12畳の部屋でした。

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