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南国のシングルマザーホステス-p1

藤原淳一(32歳)が訪ねたクラブは、若いホステスが30人くらい働いている。ホステスは皆、地元出身者で南国生まれを漂わせる美人揃いだった。

今回、淳一は東京から3泊4日の予定で出張にきている。淳一がこのクラブに来たのは、前回、約一ヶ月前に出張で来た時、取引先の営業マンに連れて来てもらったのが最初だった。

ボックス席は、多人数の客をもてなせるように、全てが大きい。一人で来る客には相応しくないのかも知れない。

淳一が店内に入ると、長身のボーイが出迎えてくれた。

『お一人様ですか』

『ええ、一人です』

『カウンターでもよろしいですか?』

『もちろん、カウンターでいいです』

『指名されるホステスはいますか?』

『恵美ちゃん、て言う子いますか?』

『ああ、恵美ちゃんですね!かしこまりました。ごゆっくりどうぞ!』

淳一が指名した恵美と言うホステスは、前回、淳一がここに来た時に、隣に座ってくれたホステスだった。
パッチリとした大きい目に、少し憂いを漂わせた美人ホステスだった。淳一の目的は、勿論恵美に会うことだった。

『いらっしゃいませ、私を呼んで頂いてありがとうございます。あ、この前来てくださったお客様!ありがとう、ございます』

恵美がカウンターの椅子を淳一の方へ近づけて座った。

『今日は、お一人ですか?』

『そう、一人。一人で申し訳ないね。こんな大きいお店に・・・・・』

『いいえ、とんでもございません。恵美は嬉しいですよ・・・今日は何を召し上がりますか?』

『ウィスキーのボトルを入れて貰っても良いかね?』

『あら、嬉しい。大歓迎ですよ!』

淳一はホワイトホースの12年をボトルをキープした。

『お客様は、この前、水割りをお飲みになられましたよね?』

『そう、覚えていてくれたの?嬉しいね・・・・』

『恵美は、ハンサムなお客様だけ覚える事にしてるの』

恵美が微笑みながら言った。

『嬉しいことを言ってくれるね・・・恵美ちゃん・・・・』

『お客様のお名前は、藤原淳一さんですね。お名前はボトルのタグから今覚えたの・・・もう忘れないわ・・』

淳一は恵美にもドリンクを勧めた。恵美は淳一と同じウィスキーの水割りでいいと言った。

【普通のホステスは値段の張るドリンクを所望するのに、恵美ちゃんは何故、ウィスキーの水割りで良いんだ?】

淳一は疑問に思った。


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