親のセックスを覗いた兄妹の狂乱のページ1

西浦家は父母と兄妹の四人暮らしである。弁護士をしている父の幸蔵は44歳で、高校2年生になる息子の琢磨と中学3年生になる秀美の実父だ。、33歳になる母親の理沙は父の後添えで、琢磨と秀美には継母にあたる。

琢磨と秀美の実母は琢磨が6歳、秀美が4歳の時に病気で他界したのだった。その2年後に父の幸蔵は同じ弁護士事務所で事務員として働いていた理沙と再婚したのでした。
理沙は幸蔵より11歳も年下で、当時は22歳で将来の夢に胸を膨らましているピチピチとした美人でしたが、男手一つで二人の子供を育てている幸蔵を見かねて幸蔵のプロポーズを受け入れたのでした。

理沙は母親として琢磨と秀美を愛し、可愛がり、琢磨と秀美もそんな理沙を新しい母親として受け入れたのでした。
以来10年、一家は平穏無事で幸せな家庭を築いてきたのでした。素直に育った琢磨と秀美にも満足し、経済的にも恵まれている理沙にほとんど不満は無いのですが、ただ一つ不満に思い始めたことが現われたのです。
それはセックスでした。セックスの味を覚えた33歳と若い理沙は益々性欲が増進するのに対し、44歳になる幸蔵の性欲が次第に減少していくことでした。
理沙が若く、性欲が旺盛であることが分かっている幸蔵は精一杯理沙を愛し、性的に満足させようと努めるのですが、理沙の欲望を十分には満足させていないことにも気付くのでした。

幸蔵が淫具、俗に言う大人のおもちゃを買う決心したのはそんな時でした。幸蔵は勃起不全に陥ったわけではありませんが、理沙の旺盛な性欲に応える対策として大人のおもちゃを買うことにしたのです。
が、電動式の大人のおもちゃを買うのには抵抗がありました。電動式の大人のおもちゃの強い刺激にしか理沙が感じなくなってしまうことが心配だったのです。
幸蔵は男のペニスを模して作られたディルドと言われる大人のおもちゃのサイズの異なるものを4本買ったのでした。


西浦家は二階家で、琢磨の部屋だけが二階にあり、妹の秀美と両親は一階の部屋を使っているのでした。血の繋がった兄と妹とは言え、ひょんなことから琢磨と秀美が肉体的な間違いを起こす危険性を考えた母の理沙が琢磨と秀美を同じ階には部屋を持たせなかったのでした。


両親の寝室と同じ階に部屋を持つ秀美がある夜トイレに行こうと廊下に出たとき、両親の寝室の方から普段は聞いたことのない母の艶かしい声が聞こえてきたのでした。
声の艶かしい淫靡さから、中学3年になる秀美にもその声が尋常じゃない状況から発せられていることが分かりました。秀美の動機が早くなり、秀美は自然に聞き耳を立てていました。

「ああッ・・あ・・あっああ・・」
何とも言えない艶かしさの中に切なさを含んだ母の声でした。秀美はその声に惹き付けられ、足が両親の寝室の方に向かおうとするのですが、秀美は二階への階段を上っていました。
秀美は異質な母の声を一人で確認するのに怖さも覚え、兄に知らせたいとも思うのでした。

二階の兄の部屋を訪ねる時には必ずドアをノックする秀美ですが、ノックもせずにドアを静かに開け、スルッと兄の部屋に入ったのでした。

「何だよ秀美、今日はノック無しかよ・・しかもこんな遅い時間にどうしたんだ・・・」
机に向かっていた琢磨が振り向きざまに少々不機嫌な声で言いました。が、引きつっている秀美の顔を見てすぐ琢磨に心配が走ったのでした。

「どうしたんだ、秀美?」
「変な声が聞こえるのよ、お兄ちゃん・・・」
「変な声って、どこから聞こえるんだ?秀美の部屋の外から聞こえるのか?」
「ううん、お父さんとお母さんの部屋の方から聞こえるの・・・」
「それじゃぁ、お父さんとお母さんが話してる声だろ・・・」
「ううん、違うの、変な声なの・・・話をしてる声じゃないの・・・秀美が初めて聞く声なの・・・」
「何だか、秀美の言ってることが分かんないなぁ・・・話し声で無いなら何なんだ?」
「秀美にも分かんないのよ・・だからお兄ちゃんのところに来たんだよ・・お兄ちゃんも聞いてみてよ・・・」
性交時に女がよがり声を発することをまだ知らない琢磨は妹の秀美が言っていることが飲み込めないのでした。

「お兄ちゃん、一緒に聞いてみて、お母さんの変な声だから・・・ねぇお兄ちゃん・・・」
母の発する声が尋常でないことが分かっている秀美は、尋常じゃない声を発する母を確かめたいと思う反面、聞いてはいけない声なのだとも思うのでした。

「ねぇお兄ちゃん、一緒に聞いてみてよ・・・」
聞いてはいけないと思いながらも秀美はその声に惹き付けられ、声の正体を知りたいと思うのでした。


秀美が琢磨の手首を掴み、琢磨を部屋から引きずり出しました。

「お兄ちゃん、静かにね・・・お父さんとお母さんに知られるとまずいからね」
秀美は琢磨の手を引き、音のしないように足音を忍ばせ、静かに階段を下りたのでした。

「ああっ・・ああっあああっ・・・」
両親の寝室の方に近付くと、確かに初めて聞く母の声が聞こえて来ました。
「ね、ホントでしょ、変な声でしょう・・・」
秀美が琢磨の耳に口をくっつけるようにしてごく小さい声で言いました。
琢磨は口に出して返事はせず、頷いて秀美に同意しました。が、明かりの点いてない暗い廊下で秀美に分かったかどうかは不明でした。
琢磨にも母の声の質が尋常では無いことが分かりました。と同時に本能的に胸が激しくときめくのでした。そして、もっと聞きたい欲望にせっつかれ両親の寝室の方に足が進むのでした。

次のページ

この小説の最初へ戻る

エロ小説集花蜜TOPへ戻る


エロ小説花蜜

FC2 ブログランキング
人気ブログランキングへ
にほんブログ村 大人の生活ブログ 恋愛小説(愛欲)へ
にほんブログ村

エロ小説

inserted by 2nt system