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妻と妻の妹29歳との同居生活-p2

翌日の午後8時前に真一が真帆と恵美の入院している病院に着くと、担当の医師が病室で待っていてくれ、診察室まで来るように真一を促しました。真帆と恵美には聞かせたくないような状況が起こっているのかも知れないと真一に大きな不安が過ぎりました。

真一が想像していた最悪のことが担当医から告げられました。真帆は腰に近い辺りの脊髄を損傷しており、下半身が不随になることは避けられないだろうと淡々と述べられました。
恵美の方は何の異常もなく、すぐ退院できるとのことでしたが、真帆は長い入院生活が必要とのことでした。
真帆が半身不随になる可能性を告げるとショックが大きすぎるだろうから真帆本人には勿論のこと、運転していた妹の恵美にもまだ話してないと担当医は言いました。


それからの数日間、真一は茫然自失の状態でしたが、自分を奮い立たせ、退院後の真帆の生活を考える事に集中しました。
真一はすぐ風呂場とトイレを大きくリフォームし、フロア全体をバリアフリーに改造しました。そして車椅子を購入し、真帆が帰ってくる日に備えました。
恵美が(お姉ちゃんの世話は私がするから)と言ってくれたことに真一は救われる思いでしたが、いつまでも恵美に頼る訳にはいかず、早く介護士を探さなければとも思っていました。


退院してきた真帆は笑顔をつくり、元気を装っていましたが、節々に見せる表情に限度を超える悲しさが溢れていました。
恵美は臍の下10センチくらいから感覚が全く無い状態の半身不随でした。当然の事ながら、立てず、歩けずですから入浴も一人では出来ず、また排尿、排便も人の手を借りなければなりません。

恵美は姉の真帆をこんな体にしたのは自分の運転のせいだと思い込み、真帆の排尿、排便の世話から入浴までを毎日面倒を見ていました。
真帆は自分で放尿することが出来ません。尿を排出する時は尿道からカテーテルと言う管を挿し込んで尿を出すのです。
放尿をする時は恵美が真帆を抱えて便座に座らせ、真帆が自分で尿道に管を膀胱まで挿し込むのです。この作業を3時間に一度ぐらいのペースで行い、放尿後はまた真帆を車椅子に乗せ、尿漏れオムツを穿かせるのです。
排便の方はもっと大変です。病院で調合された下剤を飲み、便を肛門の出口まで降ろし、降りてきた便を指で掻き出すのです。真帆は自分で掻き出すと主張しましたが、なかなか上手く出来ず、今は恵美がゴム手袋をはめて人差し指を真帆の肛門に挿し込んで掻き出しています。

真帆を入浴させるのも大変です。車椅子に乗せた真帆を風呂場まで連れて行き、先ず恵美が衣服を脱いで素っ裸になり、それから真帆の衣服を脱がせて裸にします。そして真帆が恵美の首に抱きつきます、そして、恵美が真帆のお尻を両手で抱えて風呂場の中に備えてあるサマーベッドと言われるビニール素材のビーチチェアーに座らせます。
恵美がボディシャンプーを手渡すと真帆が手を伸ばして自分の肛門と股間を丁寧に洗います。シャワーで真帆の股間をきれいに流してから、恵美が自分の股間を洗い、再び首筋に抱きついた真帆を抱えて湯船に入ります。
湯船に浸かって体が温まると、また真帆が恵美の首筋に両手で抱きつき、恵美が真帆の尻たぶを抱えて湯船から出て、真帆をサマーベッドに座らせます。
両手は自由に動かせる真帆は毛髪および上半身は自分で洗い、手の届かない足と尻たぶは恵美が洗うのが常になっていました。その後で恵美は自分の毛髪と体を洗い、サマーベッドのボディシャンプーの泡をシャワーで洗い流してから、恵美が真帆を抱きかかえて再び湯船に浸かり、体を温めて風呂から上がるのです。このように、真帆を風呂に入れる間には何度も真帆を抱きかかえる作業が要求され、女の恵美には大変な重労働でした。

それでも、恵美は愚痴を零すことなく、明るく振舞いながら半身不随になった姉の真帆の面倒をみていました。


恵美は食事の用意、洗濯、掃除に加えて真帆の一切の面倒を見るのですから、恵美の仕事量は大変なもので、重労働でもありました。

恵美は家事と真帆の面倒を見ることに追われ、自分の職探しができる余裕は全くありませんでした。

夜の8時頃になる真一の帰宅に合わせて夕食の準備をします。3人揃っての食事が恵美の楽しみになっていました。車椅子に座る真帆の明るい笑顔を見るのが恵美には一番嬉しいものでした。が、夕食後にも、恵美には大きな仕事が待っています。夕食の後片付けは簡単なもので、真帆のトイレの面倒を看、10時過ぎには真帆をお風呂に入れるのが日常になっていました。


真帆が自宅に戻って来て2ヶ月ぐらい経った夜の11時近くに、妻の真帆から切羽詰った叫び声が風呂場から聞こえて来ました。
「あなたぁ・・・助けてぇ・・・・大変なの、恵美ちゃんが大変なの・・・早く来てぇ・・・・・」
新聞を読んでいた真一が風呂場に駆けつけると、裸のまま床に寝転がった真帆とその隣にこれまた素っ裸の恵美が床の上に座り込んでいました。

「あなた、恵美が腰を悪くしたの・・・・恵美ちゃんを助けてあげて・・・」
下半身不随で身動きできずに床に転がっている真帆が真一に必至に訴えました。
「私は後でいいから・・・お姉ちゃんを先に助けてぇ・・・・私がお姉ちゃんを落としちゃったの・・」
恵美も必至に真一に訴えました。
「恵美ちゃん、今も腰が痛いの?」
真一が恵美の腰を気遣って聞きました。
「ううん、もう痛みは引いた・・・私は後でいいからお姉ちゃんを先に助けて・・・・」

真一は(分った)と言って、バスタオルを恵美の体に掛けてから、真帆を抱きかかえて車椅子に乗せました。そして車椅子を押してベッドルームに向かい、真帆に寝巻きを着せて寝かしてから風呂の着替え場の床に座っている恵美のもとに急ぎました。
真帆の説明では、恵美に抱かれて車椅子に座ろうとした時に恵美が(痛い)と鋭い声を出して床に座り込んだとの事でした。そのせいで真帆は床に投げ出され、恵美も顔を歪めて(腰が痛い)と言ったそうです。
腰に負担がかかる真帆の介護で、恵美が腰を痛めた事が真一には容易に想像出来ました。


風呂場に着くと恵美が壁面に手を掛けながら立ち上がろうとしているところでした。恵美は何とか自分で立ち上がりましたが、体に巻きつけていたバスタオルが解けて床に落ち、恵美がまた素っ裸のままになりました。恵美は腰を曲げると痛みが走るようで、膝を折ってバスタオルを拾おうとしました。
白い艶々とした恵美の裸体が真一の目に飛び込んできました。こんな時に不謹慎なことですが真一の男がムクムクと立ち上がりました。
真一がバスタオルを拾い上げ、恵美の体に巻きつけました。
「ありがとう、お兄さん・・・バスタオルより、もう寝巻きに着替えたい・・・・」
恵美が恥かしそうな笑みを浮かべながら、床のバスケットに入れてある寝巻きを取ってくれるように真一に頼みました。
真一が寝巻きを恵美の肩から掛けると、恵美はバスタオルを床に落とし、寝巻きの腰紐を結びました。

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