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32歳の家政婦明香里の挑発-p2

明香里さんが昼食に何が良いかを聞いてきました。私が冷やしそうめんを希望すると明香里さんは素直に聞き入れてくれました。
「暑いからと言って、食事をおろそかにしちゃだめですよ・・・おかずをたっぷり食べてくださいねぇ・・・」
と、私に注文を付けました。

昼食には明香里さんが海老の天ぷら、かき揚げ、ハムの厚切り、玉子焼きに野菜たっぷり入ったサラダボールにたっぷりの野菜を用意してくれました。ガラス製のそうめんボールには、氷がたっぷりと入れられていました。

昼食は明香里さんと向かい合って食べるのが習慣です。おかずを取り分けることはせず、お互いに好きなだけ食する事にしています。昼食だけに限って言えば、明香里さんとは夫婦のようなものでした。

いつもの明香里さんの身だしなみですと、平穏に昼食を終え、何事も無かったかのように明香里さんも食事の後片付けに入るのですが、今日の挑発的な明香里さんの恰好で、お互いにぎこちない昼食になりました。


「最近3日間の明香里さんの服装はセクシーですねぇ?」

食事が終わり、明香里さんが後片付けに入る前に、私は明香里さんの本音が知りたく、思い切って聞きました。が、明香里さんはくすっと笑っただけで、何も答えませんでした。

「明香里さんにそそられてしまいますよ・・・・私が襲い掛かるかも知れませんよ・・・」
私は明香里さんの反応を見ながら、思い切ったことを言いました。

「だって、晃司さんは私のことを女と見てくれてないんだもの・・・・もう、ここにお世話になって5年も経つのに、その間、晃司さんは私を一度も女と見てくれないんだもん・・・私は家政婦だから仕方ないかも知れませんけど・・・一度ぐらいは女と見て欲しかったわぁ・・・」
当初は私のことを脇田さんと呼んでいた明香里さんでしたが、2年ほど前から私のことを晃司さんと呼ぶようになっていました。

「ええ!これは驚きだ、私はいつも明香里さんを美人で、魅力的な女性だと思っていますよ・・・・」
「それが、本当なら嬉しいんだけど・・・私は一度も女と見てくれてないように思うわぁ・・・いつも家政婦を見る目なのよ晃司さんは・・・仕方ないことだけど・・・・寂しかったぁ・・・・」

「それが、ここ3日間の仕事着の変化の原因なの?」
「晃司さんに私の方を向いて欲しかったんだもん・・・」
「それが3日前から急に起こった訳だ・・・・」
明香里さんはその後、暫く黙り込み、もじもじしている様子でしたが、思い切ったように顔を上げました。
「4日前の夜、晃司さんのところに女の人が訪ねて来たでしょう?あの人は、晃司さんの恋人なの?」

4日前と言えば、歯科医をしている林田真理子さんが訪ねて来た日だ。真理子さんはバツ一で今は独身の女性です。真理子さんとは一度セックスをしましたが、妊娠を恐れ、真理子さんが絶頂に達した後で膣からペニスを抜き真理子さんの口の中に射精をした相手です。その真理子さんから妊娠の恐れの無い時に、思いっきりセックスをしようと提案されていたのだ。昼間は歯医者をしている都合上、どうしても夜にならざるを得ず、4日前の夜に真理子さんがやって来たのでした。

「どうして明香里さんに分かったんですか?」
「あの日、私はあの人と同じエレベーターに乗ったのよ・・・9階は晃司さんしか住んでいないのに、その人は9階のボタンを押すから、おかしな人だと思ったの・・・それでエレベーターが降りてくるのを8階で待ってると、その人はエレベーターに乗っていなかったから晃司さんの所に行ったと思ったのよ・・」
「ああ、それでバレちゃったんだ・・・」
「やっぱり、晃司さんのところへ女の人が来たんだ・・夜の8時ごろに・・・あの人は晃司さんの恋人ですか?」
「いや、恋人なんかじゃないよ・・・ただの知り合いだよ・・」
「そうですよね、あの人は40歳近い人だと思うから、晃司さんより相当年上だもんねぇ・・・・・だけど、あの人と激しいセックスをしたでしょう・・・」
明香里さんが激しいセックスをしたでしょう、と、はっきりと言ったことに、私は合鍵を持っている明香里さんが部屋を覗きに来たのかと心配になりました。

「それは、また、どうして・・・」
真理子さんとのセックスは相当激しいものだったのは事実です。真理子さんが一度のセックスでは満足せず、2回激しく交わったのでした。でも、何故明香里さんがそのことを知っているのか、私には解せない明香里さんの言葉でした。私は単刀直入に聞くことができず、曖昧にぼかす言葉しか出ませんでした。

「だって、あんなに沢山あの人の毛髪がシーツと枕の上に残ってたもん・・・相当激しいセックスをしなければあんなに沢山毛髪は抜けないもん・・・・」

4日前に交わった真理子さんは、絶頂にいき始めると、自分の毛髪を鷲づかむ癖を持っている女性でした。そのせいでかなりの毛髪が抜けたものと思えます。が、私は明香里さんの目の付け所にも感心し、驚きもしました。

「晃司さんに激しく愛されて、あの女の人が悶え回ったのだと思うと、嫉妬もしましたけど、羨ましいとも思いました・・・・だけど、晃司さんは、さっき、ただの知り合いの人と言いましたよね?本当にただの知り合いの人ですか・・・・」
「そうですよ、単なる知り合いの女性ですよ・・・私には恋人と言える人は居ませんから・・・」
「本当にいないんですか?新しく作った隣の部屋を訪ねてくる女性の中にも晃司さんの恋人はいないんですか?」
「隣の部屋を訪ねてくる人を見た事があるの?」
「実際に女の人は見ていませんが、あれだけ頻繁に女性用の寝巻きをクリーニングに出したり、シーツをしょっちゅう洗濯しているんですから分かりますよ・・・それらの女の人の中にも晃司さんの恋人はいないんですか?」
「いないですよ・・・さっき言ったでしょ、私には恋人は居ません・・・」
「それじゃぁ、それらの女の人達も単なるセックスフレンドですか?」
私は根掘り葉掘り聞いてくる明香里さんにたじたじとしましたが、マッサージ室で行っていることを明香里さんに喋ることは出来ません。マッサージ室の事は、改めて絶対に極秘を押し通す覚悟をしました。
しかし、明香里さんがセックスフレンドかと聞いてきたのには驚きました。明香里さんがこんなに厳しく私を問い詰めてくるのも初めてのことです。
「セックスフレンドと言われるのはあまり愉快ではないですが・・・ちょっとした知り合いとしておきましょう・・・」
「晃司さんから隣の部屋のことは一切聞くなと言われていますから、今日もお聞きしませんが・・・晃司さんに、私も女の一人として見て頂きたいんです・・・あの沢山抜け落ちた女の人の髪の毛を見た時から、体が疼いて仕方ないんです・・・晃司さんに激しく愛されている女の人を想像すると眠れなくなるんです・・・・私も、もう5年もセックスをしていないですから・・・・寂しいです・・・・」
「そうですか、それは悪いことをしましたねぇ・・・・私が毛髪を処理しておけば良かったですねぇ、後の祭りですけど・・・」
「いいえ、晃司さんのお世話をするのが私の仕事ですから・・・晃司さんの世話ができることは私の喜びですから・・・それに加えて、晃司さんが私を女と見てくだされば最高なんだけど・・・・でも私のようなブスではダメなんですかねぇ・・・・」
最後の方の言葉は明香里さんは一人呟くように小さい声で言いました


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