ホストのアレに狂う清楚な人妻のページ1

札幌で弁護士をしている奈津美が久しぶりに東京に出てきたのは、東京の大学時代からの友人である紀子の社長就任を祝う為でした。

紀子は都心で貸しビルを数棟経営している父が脳梗塞で倒れ、命は取り留めたものの、体調の回復が思うように進まず、一人っ子の紀子が父が経営していた貸しビル会社の社長を継ぐことになったのでした。

札幌で夫と共に弁護士をしている奈津美が社長に就任した紀子に先ずお祝いの電話を入れ、紀子の欲しいプレゼントを尋ねたのだが、紀子の返事は奈津美に会うことが一番のプレゼントだと言うことで、奈津美が紀子に会うことにしたのでした。

奈津美は夕食を共にしたいと言う紀子の願いを聞き入れ、紀子と積もる話をとことん語り合う積りでホテルを予約して上京したのでした。

奈津美も紀子も共に30歳で、色気をふんだんに振りまく容姿に恵まれた2人でした。

奈津美は紀子が楽しみたいと言う会席料理を料亭の小部屋でご馳走したのでした。

3年ぶりに会う奈津美と紀子の会話は止め処も無く続き、7時に始まった二人の会話が途切れる頃には10時を過ぎていました。


「奈津美、今日は楽しいところへ連れて行って上げるよ・・・」

奈津美が会計を済ませて店を出たところで紀子が奈津美を誘いました。

「え、楽しいところってどこよ、私はもう十分楽しんだわよ・・日本酒も美味しかったし、料理も最高だったし、もう十分楽しんだけど・・・」

奈津美は紀子の真意が測れないのでした。

「奈津美に美味しい夕食をご馳走になったから、今度は私が奈津美を楽しいところへ案内するよ・・・奈津美はホストクラブって知ってるわよね?」

「名前は知ってるけど・・・行った事は一度も無い・・・」

「そうだよね、奈津美は昔から堅物だったからね、こう言うところで遊んだことは無いんだぁ・・・面白いわよ、私が連れて行ってあげる・・・たまには肩の力を抜いて、俗な遊びを楽しみなさいよ・・・」

30歳になる紀子はまだ独身で、自由奔放に独身を楽しんでいるのでした。
給料の他に持っている会社の株の配当を手にすることが出来る紀子は優雅な独身生活を送れているのでした。

奈津美も紀子と一緒ならと思う安心感と、先ほど口にした日本酒の酔いにも圧されて奈津美は紀子の提案に従ったのでした。


奈津美が初めて経験するホストクラブは驚きの連続でした。先ずは店内の豪華さに圧倒され、イケメンな男性が至れり尽くせりのサービスでもてなしてくれるのです。

紀子はここへは時々遊びに来て居るようで、馴染みのホストを指名して呼びました。
奈津美の隣には紀子が指名したホストについて来た20代半ばのホストが腰掛けてサーブしてくれたのでした。

このホストもなかなかのイケメンで奈津美の嫌いなタイプではなく、一緒に居るだけで楽しい青年ですが、どこか危なげを感じさせるところが有り、奈津美の母性本能をくすぐるのでした。

会話の中で、ホストは10代の頃は暴走族に属していて、世の中に多大な迷惑をかけたことを今では恥かしく思っていることや、二十歳からホストとして働いていること等を自ら話したのでした。


「奈津美、慎一とスナックに行くから奈津美もその琢磨と一緒に行こうよ・・・」

このホストクラブでは親近感を上げるため、客もホストもお互いを名前で呼ぶのが習わしになっているようでした。

ホストクラブの閉店時間が迫った頃、紀子が奈津美についていたホストの琢磨の4人でスナックに行くことを提案したのでした。


「僕はちょっと・・・・」

琢磨は都合が悪いらしく、紀子の提案に乗り気ではないのでした。

「あら、琢磨は都合が悪いの、残念だわぁ、じゃあ奈津美、3人で行こうよ、スナックでも少し飲もうよ・・・」

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