時給5万で美女の体を弄ぶ好色漢のページ2

「驚きました?ご免なさい・・さぁどうぞお入りください・・」
光男は女性の上品さに満足し、女性をリビングに通したのでした。

光男は先ほどグラスに注いで置いたジュースをトレイに乗せてリビングに戻り、女性の対面のソファーに腰掛けました。
女性はスラリと伸びた膝下を斜めにして腰掛けており、光男は久しぶりに間近で見る女性の下腿に目を奪われるのでした。

「あなたはお酒はいけますか?もしよろしければ何かお酒を用意しますが・・・」
光男は色白でなかなかの美人の女性が気に入り、何とか自分の計画にこの女性を引き入れたいと思うのでした。
「少しなら飲めますが、今日は遠慮します・・・」
「そうですか、いつか一緒にお酒が飲めるのを願っています・・・・僕は光男と申します。32歳の独身です・・・と言いますかバツイチの独身です、一年前から・・・あなたのお名前をお聞かせいただけますか?   ああっ、名字はいいですから、下の名前だけ・・・」
「志穂と言います。28歳の独身です」
「志穂さん、いいお名前ですね、志穂さんはお勤めですね?」
「ええ、製薬会社の総務部に勤務しています・・・」
「そうですか・・なかなかの美人ですから・・志穂さんはモテるでしょうねぇ・・・」

「そんな・・・ところで先にお聞きしたいことが数点あります、先にお答えいただけませんか・・・」
疑問に思っていることを先に聞いて納得しなければ、こんな面接を受ける価値など無いと思っている志穂が光男の言を遮りました。

「何でしょうか・・」
光男は志穂の毅然とした口調に気圧されて聞き返しました。
「今日のチラシにミスプリントがありませんか?」
「プリントミスはありませんよ」
「じゃあ、あの時給5万円と言うのは間違いじゃないんですね?」
「間違いじゃないですよ・・一時間に5万円お支払いしますよ・・・」
「じゃぁ、仕事の内容を聞かせてください・・時給が5万円だなんて、信じられないです・・」
誰が見ても普通の仕事とは思えない時給の高さです。志穂が疑問に思うのは当然でした。

「僕の奥さんの代わりをやっていただく仕事なんですよ・・」
光男はこの上品な顔立ちをした志穂にセックスを伴う仕事だと言うことを説明すれば、志穂が即座に帰ってしまう心配もしましたが、この点はハッキリと説明しておかなければ、後で問題になるのは明白でしたので説明せざるを得ないのでした。

「炊事だとか、洗濯だとか、お掃除をする仕事ですか?」
志穂は尚疑問に思い、聞き返しました。

「いえ、そんなことは一切していただく必要はありません・・・」
「じゃあ、どんな仕事をすればいいんですか?奥さんの代わりって・・・」
志穂にもセックス絡みの仕事であることは分かりましたが、説明を聞かない限り合点出来ないのでした。

「家庭の主婦の仕事には、夜の仕事もあるでしょう・・独身の志穂さんにも分かるでしょう、夫婦の夜の営みは・・・」
光男は志穂がどんな反応を示すか、志穂の目を凝視しながら聞きました。
「セックスせすね・・やっぱりそうだったんだ・・・」
うすうすセックスが絡んだ仕事であると考えていた志穂には大きな驚きではありませんでした。考えていた通りのことを光男が言ったので時給5万円にも合点がいったのでした。
「驚いたですか?志穂さん・・・」
「いいえ、普通の仕事で時給が5万円なんて有り得ないですから、そうでないかとは思っていました」
「そうだよね、普通の仕事で時給5万円は無いよね・・・志穂さんはセックス絡みの仕事だと思いながら今日ここへ来てくれたんですね?」
光男は志穂がセックス絡みの仕事と理解した上で来ていることに嬉しくなり、この話を志穂が引き受けてくれることを期待するのでした。

「ええ、そうではないかと思いながら来たんですが・・・もう一つ疑問があります・・何故3時間なんですか?・・3時間は長過ぎないですか?」
ぼんぼん育ちで決して悪人には見えず穏やかな顔付きの光男に対し志穂に嫌悪感は湧いてこなかったのでした。

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