理知的な未亡人上司と男性部下のページ2

「純平、明日は土曜日だし会社も休みだから、ゆっくり飲もうね・・・」
後片付けを終えた浩美がレミーマルタンのコニャックとブランデーグラスの2個をトレイに乗せて持って来て純平の対面のソファーに腰掛けて提案しました。
純平は浩美に一人だけ呼び戻されたこと、そして、浩美がセクシーな衣裳に着替えていたことに尋常じゃなく興奮し、自分一人だけが呼び戻されたことを訝しく思うのでした。
自分の上司である浩美の大胆な衣装替えに戸惑いながら、浩美のスタイルの良さと白い肌に惹き付けられ、理知的な顔立ちをした美人の浩美と二人だけで酒を飲めることに舞い上がるのでした。
そして、浩美が大胆に素肌を晒していることに激しく刺激され、特に丸く柔らかそうな太股を見せつけられる純平は昂らざるを得ないのでした。

「マネージャーは色が白いんですねぇ・・・」
浩美がブランデーグラスにレミーマルタンを注ぎ、一個を手渡された時、言葉に詰まった純平が口にした言葉でした。
「純平、ここではマネージャーって言うのは止めてよ、会社にいるみたいで落ち着かないでしょう・・私も純平って呼んでるんだから・・純平も私のことを浩美って呼んでよ・・・」
浩美は純平の言葉を無視し純平に注文をつけました。
「それは出来ませんよ・・・」
純平が泡食い、即座に反対しました。
「それじゃあ純平はここでも私のことをマネージャーと呼ぶ積もり?」
浩美が明らかに不服そうな顔をして純平に言いました。
「う〜ん、浩美って呼び捨てにすることは出来ないですよ・・・せめて浩美さんなら呼べるかと思うけど・・・」
「まぁいいわ・・・浩美さんでも・・・一歩前進だわ・・・さぁ飲もう、純平・・・」
浩美がグラスを純平の方に突き出し、純平と乾杯をして、グラスに口を付けました。


「浩美さんは結構強い酒を飲むんですねぇ・・・」
「食事の後わね・・沢山は飲めないでしょ、だから食事の後はブランデーと決めてるの・・純平はなにか他のお酒の方がいいの?」
「いえ、僕もブランデーを楽しませていただきます・・」

「私がお酒を飲み始めたのは主人が亡くなってからよ、それまでは一滴も飲んだことなかったのよ・・」
浩美が明るさを装って笑顔で言いました。が、寂しさが滲み出ているのが純平にも見てとれるのでした。
「そうなんですねぇ・・・お気の毒です・・・」
「ううん、いいのよ、もう3年も経ったし、傷も癒えたし・・・湿っぽい話はもう止そう・・・今日は純平と初めて二人で飲むんだから・・楽しみましょう、純平・・」
浩美が明るく言って、ブランデーグラスを純平のグラスと合わせました。


「純平はガールフレンドは何人いるのよ・・・」
グラスを軽く口に合わせた浩美が突飛な質問を純平にぶっつけました。
「何ですか、急にまた・・・何人かは居ますけど・・・」
「そりゃ、そうだよねぇ・・これだけハンサムで、がっちりした体格の純平を世の中の女が放っておく訳がないよね・・・それで、そのうち彼女と言える人はいるの?」

「昔はいたけど、今は彼女と言える人はいません・・みんな友達の範疇です・・」
「やっぱりね、当然いたわよね・・だけど、今はいないって言うのは嘘でしょう・・隠しても、いずれバレるのよ・・・正直に白状しなさい・・・」
「本当ですよ、今はいません、浩美さんに嘘なんかつかないですよ・・・」
「本当?じゃあ、セフレもいないの?」
「セフレってセックスフレンドのことですか?」
「そうよ」
「浩美さんも、ズバッと聞いてきますね・・・いませんよ・・・」
「本当!・・・昔いた彼女とはどこまで進んだの」
「え!そんなことまで答えないといけないんですか?」
「うん、答えてよ・・純平のことを良く知りたいから・・・男と女の関係にまで進んだの?」

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