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女体弄り用の専用バーを作った男-p2

「雄治さんが再婚したくなる女の人が現れるまで待つより仕方無いわねぇ・・・雄治さんが遊ぶのも再婚相手が見つかるまでよ・・再婚したい女性ができたら、もう女遊びは止めるのよ・・」

美紀は実の姉のように雄治を窘めるのでした。と同時に若い雄治が性の処理に困っているだろうことも理解できるのでした。
夫と死別して10年になる43歳の美紀の体がどうしようもなく疼き始めることがあり、そんな時はオナニーで自分の体を慰めている美紀はまだ若い雄治が性の欲望を抑えるのに苦労しているであろうことは容易に想像できるのでした。

「うん、分かってるよ・・・だけど、さっき話した俺専用のバーは作るからね・・・」
雄治が再び美紀に反対されないように強い口調で言いました。

「それでどこに作るの?」
「マンションの地下に作るつもり・・・物置にしている場所の一部を使えば簡単にできるよ・・・」
「そうね、マンションの地下なら、ここからすぐだし、雄治さんが通うのも便利ねぇ・・」
雄治の自宅と所有している賃貸しマンションは隣り合わせているのでした。


自分専用のバーを作ると決心した雄治は早速リフォーム会社を呼び寄せ、間取り等の意見を言ってリフォーム会社にデザインさせたのでした。
と言っても、自分専用のバーだから、カウンターだとか多くのテーブルやソファーは必要なく、大きなソファーとソファーテーブル、ワインと酒を保管する棚に冷蔵庫と調理台と手洗いがあれば十分でした。
バーの隣室にはかなり広いベッドルームを作り、最大級のベッドを備え付け、ベッドルームの隣には広い浴室を設けたのでした。

約2週間後に雄治の専用バーは出来上がりました。雄治が想像していた以上に店内の照明が良く出来ており、艶かしさを感じる光に雄治は満足がいくのでした。また、明るさが5段階に調節できるのにも雄治は大満足したのでした。


まだ、ホステスの募集が出来ていないバーに雄治は家政婦の美紀を案内し、大きなソファーに美紀を腰掛けさせたのでした。

「まぁ、きれいなお店に仕上がったわねぇ・・・ムードのあるお店じゃない・・でも雄治さん一人が利用するバーなんだからこんなに広くなくても良かったんじゃない?それともたくさんのホステスさんを集める積もりなの?」
「これからホステスとして来てくれる女性を探すんだけど、俺は一日に複数のホステスを呼ぶ考えはないんだよ・・一日に一人のホステスが来てくれれば十分・・・そして一週間毎日異なるホステスが来てくれるのが最高」
「毎日日替わりでホステスさんに来てもらうの?それに土日も含めて毎日バーをオープンするの・・・」
「土日は休みにしなければ・・・土日も俺は美人のホステスと一緒に居る方が楽しいけど、土日に働いてくれるホステスは居ないだろうから・・・」
「それじゃ・・一週間のうち5日間オープンするのね・・・毎日違ったホステスさんに来て貰うのだったら最低5人のホステスさんを探さないといけないわねぇ・・・」
美紀は雄治の考えに唖然となりながら、雄治の女好きを改めて思い知るのでした。

「そうだよ、だからホステス探しに美紀さんも協力して欲しいんだよ・・・それと美紀さんにバーのママをやって貰いたいんだぁ・・・応募してきた女性に男の俺が面接するより、上品で優しそうなな顔立ちの美紀さんが面接してくれる方が応募者も安心するだろう?・・・それに美紀さんはとっても美人だし、このバーのママにぴったりだよ・・・」
「ダメよ、私なんか・・・男の人と気さくに話なんかできないんだから・・・」
ママと言われて美紀は普通のバーのママをするのだと錯覚して返事をしたのでした。
「客は俺一人だから、他の男と話をする必要なんか全く無いんだよ・・・それにママとしての支払いもきちんとするから・・・ひと月に30万円の給与を考えているんだけど、どうかなぁ・・・引き受けてよ・・・」

美紀は以前雄治と話したとき、雄治がバーを開く時間は夜の8時から11時までだと言っていたのを思い出しました。
一日3時間働いて30万円の給与は美紀には魅力的でした。が同時に、金持ちの男の荒っぽい考え方に危惧感もつのるのでした。

「ママがどんな仕事をしなければいけないのか、私は全然分かんないよ・・・」
雄治が支払うと言う給与の30万円に美紀の気持ちは動かされるのでした。
「何にもしなくていいんだよ・・ホステスの管理だけをしてくれればいいんだよ・・・一日に一人来るホステスのアレンジだけしてくれればいいんだよ・・・それに、土日は休んでいいよ、土日に来てくれるホステスが居たら俺が全てバーの面倒はみるから・・・」
「それくらいなら私にも出来るかもねぇ・・・ホステスさんと話してホステスさんの都合の良い日をカレンダー上に埋めていけばいいんだもんねぇ・・・空きの日が出ないようにホステスさんとスマホで確認する程度の仕事なら私にも出来そうだわ・・・」
「うん、そこまでやってくれると最高だよ・・・じゃあ決まりだ・・・オープン初日は美紀さんと飲むことにしよう・・・」
美紀がママを引き受けてくれたことに雄治の気持ちが弾み、氷で満たしたシャンパンバケツでフルボトルのシャンパンを冷やし、ワイングラスを2個持ってきてソファーテーブルの上に並べ、ソファーに腰掛けている美紀の隣に腰掛けたのです。

雄治は前々から美紀をとても上品な美人だと思っていたのですが、美紀が年上であることと、家事の一切で面倒を見て貰っている負い目から雄治に遠慮が働いていたのです。が、薄暗くした室内で二人きりになり、腿が触れ合うほど近くに腰掛けると雄治は美紀を一人の女として認識し始めたのでした。

43歳になる美紀だが、40歳を超えた女にありがちな太ったと言う感じは全く無く、スラリとした肢体からは妖艶な色気が滲み出ているのでした。

年の割には少し短めと思える半袖ワンピースの裾からはみ出る下腿も刺激的に白いのでした。

雄治がシャンパンのコルク栓を開けました。シャンパンボトルから吹き上がるシャンパンの泡を押さえるように雄治が素早くグラスにシャンパンを注ぎました。

「美紀さんとお酒を飲むのは初めてですね・・今日は記念の日だ、乾杯しましょう美紀さん・・・」
雄治が美紀を促して乾杯し、二人揃ってグラスに口をつけたのでした。

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