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肉欲に火がついた美貌の未亡人-p2

体を求める部長の執拗な口説きに我慢出来なくなり、部長に辞表を叩き付けた真美子でしたが37歳になっている真美子の再就職は容易ではありませんでした。
派遣社員やパートタイマーとしての働き口はありましたが、娘の恵理の将来の教育等を考えるとできるだけ有利な就職をしたいと願っていたのです。
真美子が大手商社を退職してから4ヶ月が過ぎても就職口を見付けられず、家賃が10万円ちょっとかかる賃借マンションへの支払いに真美子は怖さを覚え始めていました。そんな折、家政婦を募集するチラシがマンションの郵便受けに投げ込まれていたのです。
真美子は家政婦の仕事にあまり大きな関心はありませんでしたが、住み込みで働ける家政婦の募集であったことに少々気を引かれたのです。それと、今住んでいる賃貸しマンションのすぐ近くであったことから中学一年生の娘の恵理が転校する必要がないことに真美子はそそられたのです。それに何と言っても家賃がかからないことが今の真美子には大きな魅力でした。

毎月減り続ける預金残高に押されるように真美子は履歴書をしたため、家政婦の募集先を訪ねたのです。300坪はあると思われる大きな門構えのあるうちで、その中に堂々とした家が建てられていました。その家はその家より少々小さ目の二階家と渡り廊下で繋がれていました。

真美子は門柱に設置されたドアーチャイムを押し、家政婦の話を伺いに来たことを告げると30歳前後と思われる清潔そうな大柄の青年が迎えてくれました。

真美子は母屋のリビングに通され、ふわふわと柔らかいソファーに腰掛けるように勧められました。
真美子はこの青年の母か父が面接にくるものと思って身構えていましたが、何と面接を始めたのは出迎えてくれた青年でした。身長は180センチを超えていると思われる大柄で筋肉質な男で胸の厚さが際立っていました。

「三浦真美子さんですね・・・」
青年が履歴書を見ながら聞きました。
「ハイ、三浦真美子と申します。始めまして・・・」
真美子は若い青年が面接に出てきたことに拍子抜けをするような思いと安堵感を同時に覚えたのでした。青年の清清しさに好感を持つと同時に厚い胸の堂々とした肉体に見とれていました。
「僕は鈴木秀一と申します。はじめまして・・・三浦さんは37歳ですか・・・」
「ええ、37歳になったばかりです、年を取りすぎていますか?」
「いえいえ、お若いので驚いているんです。も少し年配の方が来られるものとばかり思っていたものですから・・・僕は30です。三浦さんは僕より7歳だけ年上なんだ・・・」

「あのぉ・・・家政婦を募集されているのは貴方なんですか・・・」
「いえ、実際に家政婦さんを置くように願っているのは母なんです。誰も住んでいない家は傷むのが早いと主張する母が、母屋と別家の世話をしてくれる家政婦さんを探すように言われたものですから・・・」
「お母様はここに住んでおられるんですね?」
「いえ、ここに住んでるのは僕一人なんです」
「そうなんですか、お母様はどちらにお住まいなんですか?」
「軽井沢です」
「軽井沢に別荘をお持ちなんですか?」
「ええ、母は3年前に脳卒中で半身が不自由になった父の面倒を軽井沢で看てるんです・・・いつもは暑くなる前に軽井沢に行くのですが、今年は雪も見たいと言う父と一緒に軽井沢に入っちゃいました・・・」
「それじゃ、いずれはここへお戻りになるんですね?」
真美子は半身不随になった男の面倒を看ることも仕事の一部になるのかと心配になっていたのです。
「いえ、ここには帰って来ません。軽井沢の自然が気に入っているようでここにはもう帰ってこないと思います・・・」
「そうなんですか、それじゃ鈴木さんも一人でお寂しいですね・・・」
真美子は半身不随の男の面倒を看る必要が無いことに一安心するとともに、若い男と同じ屋敷内に住む事に興奮を覚えたりしていました。

清潔で初々しさの残っている顔付きながら、胸が厚くて筋肉質の逞しい身体をした鈴木秀一は真美子の好きなタイプの男でした。自分より年下ではありましたが、真美子の中では胸がキュンとするような好きな男性に映り始めていたのです。夫を亡くしてからの6年間娘の恵理と二人暮しを続けて来た真美子が初めて胸をときめかした男でした。

秀一も匂い立つような色香を振りまく37歳の真美子に翻弄され初めていました。7歳年上の女ですが、紛れも無く秀一の中では抱いてみたい女に映っていました。

「三浦さんはウチのマンションに住んでくださってるんですね・・・」
「ええ、すぐそこのマンションに住んでいます・・・・ウチのマンションて、鈴木さんがあのマンションをお持ちになってるんですか?」
真美子はこの若さの鈴木秀一がマンションを所有する資産家であることに驚きを隠せませんでした。
「ええ、父が倒れれてからは僕が社長をしています。あのマンションと駅裏の貸しビルがウチの会社の所有物なんです・・・」
「驚いたぁ・・・何も知らずにマンションをお貸しいただいてたんですね、お世話になっています・・・」
「こちらこそお世話になっています・・・」
偉ぶる様子を全然見せず、気さくに会話してくる秀一に真美子の中で秀一に対する高感度が一段と上がりました。

「三浦さんが家政婦を引き受けて下さったらのことですが、住んでいただく家は渡り廊下で繋がった隣の家になります・・・ご覧になりますか?」
「ええ、ちょっと見せていただこうかしら・・・」
真美子の気持ちはここで家政婦をすることに大いに傾いていました。その家が母屋と渡り廊下で繋がっていることに真美子は奇妙な興奮を覚えていました。

渡り廊下を渡って真美子が案内された別家は娘と二人暮しをするのには広すぎる家でした。1階が3LDKで2階には3部屋ありました。

「こんなに大きい家に住めるんですか?」
「ええ、ここは僕が結婚していた時に使っていた家なんです・・・」
「あら、結婚していたと言われると・・・・」
「3年前に離婚しました・・」
「そうなんですか、ご免なさい不愉快なことを聞いてしまって・・・」
「良いんですよ・・・もう3年も前のことですから・・・今は清々していますから・・・」
真美子は秀一がバツ1の男であることにも異様な興奮を覚えました。自分の好きなタイプの男が性欲をどのように処理しているのかがとても気になるのでした。

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