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肉欲に火がついた美貌の未亡人-p1

夫と死別して6年になる真美子は今年37歳になりました。夫と双子の息子を同時に亡くしてからは真美子は商社に勤め一人娘で長女の恵理と二人暮らしをつつましく過ごして来たのでした。
夫と二人の息子は考えられないような交通事故で命を落としたのでした。息子二人を車に乗せた夫が居眠り運転をし、対向車線にはみ出して大型トラックと正面衝突をしたと言うのが警察の調べでした。
夫と可愛い盛りの息子二人を同時に失った真美子は生きる気力も無くしてしまったのですが、夫の車に同乗していなかったために助かった一人娘の恵理を育成しなければならない使命感に突き動かされ、ようやく立ち直り娘の恵理に全愛情を注いで生きてきたのでした。

真美子は人並み外れた容姿端麗な理知的な女性です。その美貌が見初められ1年前から部長の秘書に引き上げられたのでした。これは真美子にとって喜ばしい移動でしたが、耐えられないようなセクハラの始まりでもあったのです。

真美子の美しさに翻弄されるように部長が真美子を食事に誘い始めたのです。初回の食事の時から少々異様な雰囲気を感じていた真美子でしたが、部長がホテルに誘うようなことはありませんでした。
その部長が真美子を口説き始めホテルへ誘い始めたのは2回目の食事の時からでした。既に部屋を予約してあるからと、部屋へ同行することを執拗に迫ったのです。
その時は部長の顔を潰さないように体よく断りましたが、その後もしつこく食事に誘われ、その都度ホテルの部屋への同行を迫られたのです。
真美子が未亡人であることを知っている部長は執拗に真美子の身体を求め続けてくるのでした。
真美子は顔が美しいだけで無く、スタイルも抜群で、熟しかけた女の魅力をタップリと振りまいている37歳の女性でした。きめが細かく艶々と輝いている真美子の白い肌は男を惹きつける妖艶さに溢れていました。そんな真美子の色香にとらわれた部長の迫り方はますます激しくなり、常軌を外しているものとなっていったのです。

男が与えてくれる堪らない快感を知っている真美子は部長の求めに体の疼きを覚えたりもしましたが、脂ぎった顔付きで、性欲丸出しで迫ってくる46歳の部長への嫌悪感の方が勝り、体を許す気にはなれなかったのです。
また一度体を許してしまい体が快感を求め始めると自分の思考が肉欲に操られ、淫らに体を許すふしだらな女に堕落してしまうかも知れないと言う恐怖感も持っていたのです。
肉体が求める快感に支配されない為には絶対に男に体を許してはいけないと真美子は決心していたのです。
一度男に体を許し、その快楽に溺れ始めたら、娘の恵理に対する接し方にも大きな変化をきたし、恵理に対する愛情にも変化が出る恐れも十分に分かっていたのです。
女体が男の体に魅せられ始めたら、なかなかコントロールし辛くなることも真美子は経験から分かっていたのです。、

しかしながら、凝りもせずに幾度も迫ってくる部長を拒否し続けることが難しくなりつつありました。このまま拒否し続ければ秘書としての仕事が出来なくなることは明白でした。
真美子の悩みは並大抵のものではなくなりました。部長に体を許すか、この執拗な迫り方から逃れるために会社を辞めるかのどちらかを選択せざるを得ないと思い始めていたのです。
真美子は部長が体を求めてくるのが一度で終るとは考えられませんでした。むしろ逆に一度体を許せば、堰を切ったように部長が更に繁く体を求めてくることは容易に判断できました。

真美子は次に部長が食事に誘ってきたらハッキリ断ることを決心しました。そして、それが元で部長の秘書として仕事がし辛くなったら会社を辞めることも決心したのでした。

3日後の金曜日に部長がまた食事に誘って来ました。部長のしつこさに呆れながら真美子は部長の誘いを断りました。

「どうしたんだい、今日は何か大事な用事があるの?」
「今日は早く帰るからと娘の恵理と約束しているので・・・・」
「金曜日はいつも私と一緒に食事をしていたのに、今日はまたどうしてそんな約束をしたの?娘さんだって、お母さんが仕事をしていることを理解してるよ、早く帰れない仕事が出来たと思うよ・・・娘さんに今日は少し遅くなるからと電話を入れなさいよ・・・」
真美子は部長が自分の体だけを求めている事がハッキリと分かり、怒りが込み上げてきました。

「今日は部長とは一緒に食事をしたくないんです」
真美子は怒気を含んだ口調ではっきりと言いました。
「今日の君はきついねぇ・・・では来週の金曜日は私との食事会に空けておいてね」
部長もいつもより語気を荒げて言いました。
「いいえ、来週もダメです」
「何なんだよ、また・・・・私の言う事を聞かないと会社にい辛くなるよ・・・」
「ええ、分かってます。私明日辞表を持ってきますから・・・・」
真美子の強い口調に部長は驚きを隠せないようでしたが、自分の意のままにならない真美子に腹立たしさも覚えているようで、辞表を出すと言う真美子を留めようともしませんでした。

「お先に失礼します」
真美子はペコリと頭を下げ、足早に出口に向いました。
そして翌日、真美子はしたためてきた辞表を部長に提出したのです。

部長は一言も喋らず真美子の辞表を受け取りました。

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