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隣の部屋から漏れてくる悶え声-p2

今日は僕にはとても楽しい日でした。マンションの隣の部屋に住む目のパッチリとした美人で秀逸なスタイルの赤石さんと初めて一緒に食事をし、スナックで飲み、一気に仲良くなれたのですから、こんな嬉しい日はありません。
また、生々しいセックスに繋がる話も交わすことが出来るようになった事に、僕はドキドキするような興奮を覚えていました。

赤石さんと、もう少し一緒に時間を過ごしたいと思いましたが、赤石さんの部屋の前で別れ、僕は自分の部屋に戻りました。時計は11時を少し回っていました。

結婚経験のある赤石さんはもうセックスの悦びが十分に分る体になっている筈です。離婚して2年になる赤石さんがどんな欲求不満対策をしているのか僕には大きな関心ごとでした。

僕がシャワーを浴び、パジャマを着ようとしていた時、左隣の芦川さんの部屋のドアーがノックされたのが聞こえました。芦川さんのボーイフレンドが訪ねてきたのだと僕は直感しました。
すぐ、ドアーが開けられ、訪問者はすぐ芦川さんの部屋に入ったようです。僕の想像はズバリ当たっていました。訪問者が部屋に入ると、すぐに男と女の笑い声がかすかに聞こえてきました。

芦川さんの所にボーイフレンドが訪ねて来たら、赤石さんに教えると言う約束を僕は思い出しました。
僕はすぐ赤石さんにメールで連絡しました。電話で知らせることも考えましたが、男の部屋へ女性を誘うことに少し抵抗感を覚えメールにしたのです。
赤石さんからすぐ(今から池田さんの部屋に行っても良いですか?)と言う返信が届きました。
僕には小躍りするほど嬉しい返事でした。(部屋のドアーを開けておきますからいつでも都合の良い時にお出でください)と赤石さんにメールを打ち、ドアーの鍵を開けに走りました。

僕がベッドをきちんと整え、部屋の片付けを終えた時に、赤石さんがドアーを静かに開けて入って来ました。
「やっぱり今日は金曜日だから、ボーイフレンドが来たんだねぇ・・芦川さんちに泊まって行くのかしら・・・・11時過ぎてるもんねぇ・・・」
赤石さんが玄関に立ったまま声を押さえて言いました。僕も声を殺しながら赤石さんを部屋に招き入れました。

赤石さんは純白のTシャツに白いショートパンツ姿でした。ショートパンツは赤石さんの尻たぶにぴったりと張り付くほどのピッチピチの短いショートパンツでした。赤石さんの白いふっくらとした太腿が惜し気もなく披露されていました。
僕は赤石さんの大胆な身なりに圧倒されましたが、両脚が真っ直ぐ伸び、スタイルの良い赤石さんを一段とあでやかな女性に仕上げていました。僕に挑発されているような気分が過ぎりましたが。が、清純そうな顔付きの赤石さんに男を挑発する意識は全然なく、ただ自分のスタイルの良さを楽しんでいるのだと思うことにしました。

「あら、池田さんのベッドはこちら側なの、私のベッドもこの壁側だし、ベッドの位置も同じような場所だし、寝る方向も同じみたい、私と池田さんは壁一枚挟んで隣同士に寝てるのねぇ・・・」
「へぇ、そうなんだ、この壁が邪魔してるんだ・・・この壁が無ければ良いのにねぇ・・・壁が無ければ僕と赤石さんは隣同士に寝れるのにねぇ・・・」
僕は際どい冗談を言って、赤石さんの反応を待ちました。
「ホントね、この壁が邪魔してるのね・・この壁が二人を引き裂いているのね・・憎い壁ねぇ・・・」
清純そうな顔をした赤石さんが、際どい冗談には際どい冗談で返してきました。このような際どい冗談にも動じず、清純な顔付きのままで応じてくるところが赤石さんの魅力でした。

「私の部屋からはテレビの音がほとんど聞こえないわねぇ・・・テレビのボリュームをかなり上げて来たんだけど、聞こえないわねぇ・・・良かったぁ、池田さんにうるさい音が聞こえてるんじゃないかと心配してたもんだから・・・・」
「そうでしょう・・ほとんど聞こえないでしょ・・・赤石さんは気を使う心配なんかしなくて良いんだから・・・これからは気にしないでね・・・」
「テレビは結構大きい音にしてるのにねぇ・・・これで安心したわ・・・・・・こんな状態では芦川さんの方からも聞こえないんじゃ無いの?」
「それがね、芦川さんの方からはかすかにだが聞こえるのよ・・・このマンションの上下水の配管だとか、電気コードの配線など構造上の問題だと思うんだ・・・」
「そうかも知れないわねぇ・・・この壁の中には、何も入っていなくて、コンクリートだけだから聞こえ辛いんだぁ・・・でも、芦川さんの部屋の声が聞こえると言う事はこの部屋の声も芦川さんの部屋には聞こえるのね・・・気を付けなきゃねぇ・・・・」

【あっあっああっ・・・・・】
隣の芦川さんの部屋からかすかな喘ぎ声が漏れて来ました。
「あっ、今の声・・・・芦川さんの部屋からだ・・・・ホントだ聞こえた・・・」
赤石さんにも聞こえたようで、赤石さんがパッチリした目を丸くして驚いたように言いました。
「いよいよ始めたねぇ・・・これから暫くは赤石さんも悩まされるよ・・・帰るんだったら今のうちだよ・・・」
「帰るなんてイヤよ、せっかく来たんだし・・・・あの声を聞きに来たんだもん・・・・」
赤石さんは関心をそそられるような目付きをしながら小さい声で言いました。

【あああっ・・・・・・】
また芦川さんの喘ぎ声が漏れて来ました。
「確かに聞こえるけど、あまりはっきりとは聞こえないわねぇ・・・もっとはっきりと聞こえれば良いのにねぇ・・・残念だわ・・・・」
「そうだよね、どうせ人を悩ませるんだったら、もっとはっきり聞こえれば良いのにねぇ・・・」
「そうよね、このままでは何だか不満が溜まりそうだわ・・・・」
「赤石さん、この壁に耳をくっつけると、もう少しはっきりと聞こえるよ・・・・」
「私、テレビドラマで見たことある・・・隣の声を盗み聞きするために壁に耳を当てるシーンを見たことがある・・・私、壁に耳を当ててみようかしら・・・・」
「うん、壁に当ててみなさいよ・・・・」
僕が勧めると、赤石さんは両脚で跪き、お尻を僕の方に向けて右の耳を壁に当てました。
「あら、さっきより良く聞こえる・・・」
赤石さんが壁から耳を離して僕の方に顔を向け、小さい声で言いました。そして、すぐまた壁に耳を当てました。

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