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教え子との情欲に溺れる女教師-p1

もう梅雨明けも間近だと思える7月半ばのある日、天気は晴朗で暑い太陽が遠慮なく純一の皮膚を焼いていました。しかし午後3時を過ぎた頃、それまで青空が広がっていた天気が急変し、思いも付かない大粒の雨が降り始めました。
東京でアパート暮らしをする大学2年生の純一は自分のアパートの近くまで帰ってきた時にその大雨に見舞われたのです。
その雨は瞬く間に激しくなり、バケツをひっくり返したような表現するのがピッタリと思える土砂降りの雨になりました。純一は近くのスーパーの出入り口の上に取り付けられた庇の下に駆け込みましたが、体はもうびしょ濡れになっていました。それほど激しい雨でした。
純一が雨の雫を払っていると、30前後の長身の女性がやはりびしょ濡れになって庇の下に駆け込んできました。その女性も可哀想なほど雨に濡れていて、薄い生地の半袖の白いワンピースの裾からは雨が滴っていました。
びしょ濡れになったワンピースが女性の体にピッタリと張り付き、肌が透けて見えるほどでした。
ピタッと体にくっついたワンピースを持ち上げ、体の線を隠そうとしている女性の顔を見て純一は驚きました。それは紛れも無く浜松の中学校で3年間お世話になった担任の順子先生だったのです。

「順子先生じゃないですか。あぁご免なさい。鈴木先生、いや長尾先生じゃないですか・・・・」
純一の口から咄嗟に出た言葉でした。順子先生は結婚後長尾に姓が変わっていたのだ。
「純一君?」
女性はマジマジと純一の顔を見つめてから問い返すように言いました。
「そうです。和田純一です。中学で3年間お世話内なった和田純一です・・・」
「純一君ね、大きくなってェ・・・見間違えるほど逞しくなって・・・そうだよね、純一君が中学を卒業して、もう5年になるのかしら・・・」
「そうです。もう中学を卒業して5年になります」
「そうね、あの頃の純一君にはまだあどけなさが残っていたけど、こんなに逞しくなっているとはねェ・・・先生は見間違えるところだったよ・・・」
長尾先生はまじまじと純一を眺め回しながら言いました。
「長尾先生は今日はまたどうしてここにいるんですか?」
「順子先生でいいわよ、先生も順子先生の方が馴染み深く落ち着くわよ・・・今日はね、大学時代の仲良しと食事会をしたの、そのあと時間があったものだから、この先のアパートを見にきたところなの・・・」
「それじゃ、中学時代のように順子先生と呼ばせていただきます・・・・・でも、また何のためにアパートなんかを見にきたんですか?」
「学生時代にね、先生が間借りしていたアパートなの、学生時代の友達に会ったら何だか4年間暮らしたアパートが懐かしくなってね・・・何てことはないんだけど、ちょっと見ておこうと思って・・・・それがこんな大雨に見舞われちゃって・・・すぐ新幹線に乗って帰ればよかったわ・・・・でも純一君に会えたのは予想外の喜びだゎ・・・・ところで純一君は何故ここに居るの?」
「僕もこの先のアパートに住んでいるんです。ここから50メータぐらい行ったところです・・・でも先生も学生時代にこの辺りに住んで居られたとは偶然とは言え、不思議な気がします・・・・」
「そうね、不思議ね。同じところで学生時代を送っているなんて・・・純一君は今大学2年生?」
「ええ、○○○大学の2年生です・・・」
「と言うことは現役で○○○大学に入学したんだぁ・・・・良い大学に現役で入学するなんて大したもんね純一君は・・・中学時代からとても優秀な純一君だから、現役で○○○大学に合格するのも当然と言えば当然かもね・・・でも大したものよ、先生も嬉しいわぁ・・・・」
順子先生は言いながら体にピタッとくっついたワンピースを指先で摘んで引き上げ、透けて見える体の線を隠そうとしているようでした。
「順子先生は今日浜松に帰るんですか?」
「うん、その積りなんだけど、困っちゃったわ・・・こんなに濡れたままじゃ帰れないわねぇ・・・」
順子先生の言う通りで、雫が落ちるほど濡れたワンピースのまま移動できる筈はありませんでした。

「あのぉ・・・順子先生!僕の部屋で洋服を乾かしませんか?」
ずぶ濡れの順子先生が取れる行動の選択肢は他に無いように思え純一は思い切って順子先生に言いました。

「こんなにずぶ濡れじゃどうすることもできないものねぇ・・・純一君のアパートはすぐ近くだと言ったわよね?」
「ええ、ここから一分くらいで行けます・・・」
「そんなに近いの・・それじゃ、申し訳ないけど純一君の部屋でワンピースを乾かさせて貰おうかしら・・・」
「いいですよ、順子先生。片付いてない部屋ですけど・・・」
「雨も小降りになってきたわねぇ・・・もう少し待つと止みそうねぇ?」

順子先生が見通した通り、5分もすると先ほどの大雨が嘘のようにおさまりました。
「雨が止みましたね・・それじゃ順子先生行きましょうか・・・」
純一が歩を進めると順子先生も並んで歩き始めました。
雨に濡れたワンピースはピタッと順子先生の体に張り付き、順子先生の体の線がハッキリと見えました。また、ワンピース越しにも順子先生の白い肌がハッキリと分かり、純一は半裸の順子先生を見ているようで尋常ではない興奮を覚えました。
雨に濡れた順子先生は歩き辛そうであったが、その場から出来るだけ速く逃れようとするように足早に歩きました。

純一の部屋はアパートの2階で、外階段を上った一番手前の部屋でした。
順子先生も雨のせいで体の線が露になっていることと、白いワンピース越しに肌が透けていることが分かっているようです。純一が鍵を開けると順子先生は急いで部屋の中に入りました。

「これで一安心だわ・・・もう人には見られないよね・・・恥ずかしかったぁ・・・本当に嫌な雨・・」
純一の部屋の玄関に立ち尽くし、ワンピースの裾から雨の雫をたらしながら順子先生は立ち尽くしていました。
「順子先生、どうぞ上がってください・・・」
「でもまだ雨の雫が滴っているよ・・・床を濡らしちゃうよ・・・・純一君タオルを貸してくれない?」
「ええ、タオル取ってきますから、先ず上がってください・・・」
純一のアパートの玄関口は二人がすれ違うのには狭かった。純一が順子先生の後ろからタオルを取るために部屋に上がろうとした時、ふっくらと丸まった順子先生のお尻に手の甲が触れてしまいました。順子先生は気付かないふりをしてくれましたが、純一の興奮は一気に高ぶりました。
純一は自分の手が順子先生のお尻に触れたことを謝るべきだと思いましたが、興奮の高ぶりのあまり謝りの言葉が口から出ませんでした。

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