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愛人京子が我慢した性の爆発-p1

京子が大学2年生になったばかりの4月に、友人の貴美に誘われて銀座の高級クラブのアルバイトホステスの募集に応募し、貴美と一緒に採用されてから3ヶ月が経過した。
京子がクラブに勤め出してからすぐ、京子を目当てに来店してくれるお客に内藤将一がいた。
内藤将一は銀座と新橋界隈に大きなビルを6棟所有する資産家で、脳梗塞を患った父の後を継ぎ、ビル管理会社の社長をしている。

その日、クラブの閉店間際に、京子は内藤将一に一緒に食事に行かないかと誘われた。
京子がその事をクラブのママに相談した。
『まあ!内藤さんに誘われたの?是非ご一緒しなさい・・・・うちで内藤さんに誘われたホステスはいないわ!京子ちゃんが始めて誘われたのよ・・・名誉なことよ・・是非行ってらっしゃい・・・内藤さんはうちのお店にとっても大事なお客様だから・・・今日は是非ご一緒してよ・・・・』
京子は深夜に男性と二人だけで食事に行く事に不安もあったが、ママの強い勧めで、内藤将一と食事に出かける事にした。

京子は将一に寿司屋に連れて行かれた。将一はその寿司屋の常連客らしく丁寧なもてなしを受けた。
『社長が美人と一緒に来てくださるのは、今日が初めてですね・・・』
『そうだね。今日が初めてだ。いつもは一人だからねぇ・・・』
京子は将一が連れてきた初めてのホステスだと分かり、誇らしくも思った。
『大将!お勧めのものを握ってよ!』
将一は寿司屋の主人に寿司のネタを任せた。
『社長さんはここへは、いつもお一人で見えられてたんですか?』
京子が将一に日本酒を注ぎながら聞いた。
『そう・・いつも一人だった。私は女の子の好みが激しくってね・・好みの子でないと食事に誘ったり出来ない性質なんだよ・・・』
『まあ・・・今日は社長さんのお目に叶ったのかしら・・・そうだったら京子は嬉しいんですけど・・・・』
『京子ちゃんが気に入ったから、今日誘ったんだよ!そうでないと、また一人で来てるよ・・・・』
『まあ、嬉しい。名誉なことです。ありがとうございます』
『ところで、京子ちゃんは秋田か新潟の出身なのかい?』
『社長さんの仰る通り、私は秋田の出身です。やっぱりまだ方言が抜けていませんか?一生懸命努力はしているんですが、どこかに方言が出てしまうんですね・・・』
『いや、方言じゃないよ!京子ちゃんの白い肌が秋田を思い起こさせたんだよ・・・・雪のように白い肌だね・・・京子ちゃんは幸せものだよ・・・・』
『ありがとうございます。社長さんに褒められて嬉しいです・・・・』
『白い肌だけじゃないよ・・・容姿端麗だよ京子ちゃんは・・・私は京子ちゃんに惚れた!』
『そんなに言われると恥かしいです・・・・』
『身長も170は有るだろう?』
『ええ、171センチです。ちょっと大き過ぎです・・・・』
『そんな事ないよ・・・・とてもスタイルの良い子だ京子ちゃんは・・・・』
『今日は褒められてばっかり・・・・恥かしくなります・・・・』

『京子ちゃんはスマホを持ってる?』
『はい持ってます・・・・』
『京子ちゃん!メールアドレスを交換しようよ?いいだろ?』
『ハイ。社長さんとメールアドレスが交換できるなんて幸せです・・・・』

寿司屋で食事が終わると、将一がタクシーで京子の木造のアパートまで送り届けてくれた。
【一緒にホテルに行こうなんて誘われなかった。良かった・・・・でも、いつかはホテルへ誘われるかも・・・そんな時の断る言葉を用意しておかなきゃいけないかも・・・】
京子は胸を撫で下ろしながら、次回の対策に頭を捻っていた。


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