マッサージ師に狂わされた美女医のページ1

産婦人科医として東京の大手総合病院に勤めている宮崎美帆は仙台市で4日間開かれた日本産科婦人科学会学術講演会に出席した。

美帆は28歳の時、大手製薬会社の営業マンしている夫と結婚し、結婚暦7年になる34歳の産婦人科医だ。医者として多忙な毎日を送っている美帆に子供はまだいない。
今年38歳になる夫とは仲睦まじい夫婦生活を営んでいるのだが、夜の生活には美帆は少なからず不満を抱き始めていたのだった。
セックスの良さを覚えた美帆の性欲が益々旺盛になるのに反して、年と共に夫の性欲は減退していき、最近では美帆に欲求不満が募り始めていたのでした。

学会の講演会の最終日は午後の4時に終了し、その日のうちに帰京できるのだが、美帆は夫の了解も取り付けて来ており、ちょっと足を延ばして温泉宿に一泊し、翌日の土曜日に東京に戻る計画を立てていたのでした。

美帆は温泉でゆっくりと湯に浸かり、日々溜まり続けるストレスを解消して帰りたいと思っていたのでした。それと、凝り性の美帆はマッサージ師を呼んで首と肩、そして腰を中心に体中のこりをほぐして貰おうと思っていたのです。

露天風呂付きの部屋を予約していた美帆は、何度も温泉に浸かれるのが楽しみのひとつででもありました。

美帆は夕方の5時半には旅館に到着し、早速ベランダに設置されている温泉にゆっくり浸かって楽しんだのでした。

美帆はショーツだけは穿き寝巻きを身に着けた恰好で食事を楽しみ、部屋に戻って来ると、もう布団が敷かれていました。

次に美帆が楽しみにしていたのがマッサージでした。痛いほど凝っている首筋から肩をゆっくりとほぐして貰い楽になりたかったのです。

美帆が予約していた9時丁度に部屋のドアがノックされました。美帆がドアを開けると、30歳半ばと思えるなかなかハンサムな白衣姿の青年が右手にバッグを抱えて立っていました。

「宮崎さんでしょうか?マッサージ師です・・」
マッサージ師は美帆の若さと美貌に圧倒されたようにドアの後ろに立ち、凝り固まっているようでした。

「はい、宮崎です・・マッサージをお願いしていた宮崎です・・どうぞお入りください・・・」
美帆がマッサージ師を部屋に招き入れました。もう少し年配のマッサージ師が来るものと思っていた美帆も、同じ年代とうかがえるマッサージ師と部屋で二人だけになることに少し緊張するのでした。

「どうかされました・・私に何か付いてるのかしら?」
なんとなく動作がぎこちないマッサージ師を訝り美帆が声をかけました。
「いえ、どうもしません・・・美人で若いお客様ですから・・少々驚きました・・」
「まア美人だなんて、お世辞でも嬉しいけど・・若いお客様は少ないんですか?」
「ええ、今までマッサージをさせていただいた方の中でお客様が一番若いお客様です・・」
「そうなの、でも若くても、私みたいに体が凝ることもあるわよ・・」
「ええ、それは分かりますけど、今までに私がマッサージしたのは40代半ば以上の女性だけですから・・」
「そうなの?・・私はマッサージ師さんにご迷惑だったかしら・・・」
「いえ、とんでもございません・・若い方の体をマッサージできるのは嬉しいですし、興奮もしますよ・・・」
美帆はマッサージが「興奮しますよ」と言った言葉が気になったのだが、先ほど自分のことを美人だと言ってくれたことが嬉しく、またなかなかハンサムで真面目そうなマッサージ師にマッサージをして貰いたいと思うのでした。


「それじゃ、マッサージを始めましょうか・・お客様は布団の上にうつ伏せに寝ていただけますか?」
美帆はマッサージ師に促され、畳の上に掛け布団を引き下ろして敷布団の上にうつ伏せに寝ました。
マッサージ師が美帆の横に座り「それでは失礼します」と声をかけ、寝巻きの上から美帆の肩を揉み始めました。

「お客様、凝っていますねぇ・・硬いほど凝っていますよ・・苦しかったでしょう・・」
マッサージ師が吐いた最初の言葉でした。

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