悪徳浮気調査員に弄ばれる人妻のページ1

29歳になる専業主婦の三浦明日香に悲劇が訪れたのは6月末の暑い日の午後でした。その日、明日香は夫の目を盗んで元彼と渋谷で会い、元彼にラブホで激しく抱いて貰ってしっかりとイカせて貰い、性欲を十分に満たされてウキウキした気分で午後の3時ごろに帰宅したのでした。

この元彼とは大学時代からの付き合いで、今の夫と結婚した5年前に別れたのでした。それ以後音信を断っていたのですが、8ヶ月ほど前に明日香の方から元彼に電話をしたのがきっかけでした。昔の関係に戻ってしまい、夫の目を盗んでは元彼に会い、会えばラブホで抱いて貰うのが常になったのでした。

明日香が元彼に連絡を入れるきっかけになった原因の一つは、おざなりになり始めた夫のセックスにあるのでした。義父の経営する会社の専務をしている夫は明日香より10歳年上の39歳で、セックスの味が分かり、ますます性欲が強くなっていく明日香とは逆に、夫の性欲は衰える一方なのでした。
そんな夫に不満を抱き始めた明日香がついつい元彼に電話をしてしまい、まだ独身を続けている元彼とよりを戻してしまったのでした。


帰宅した明日香が外出着から普段着に着替えた時、ドアホンが鳴りました。ドアホンのテレビには30歳過ぎに見える見知らぬ男が映っていまいた。

「どちら様ですか?」
明日香がドアホン越しに訊ねました。
「探偵社の者です」
明日香はその言葉にドキリとしたのですが、まさか自分のことが調べられているとは思わなかったのでした。
「探偵社の方が何のご用ですか?」
「用があるからお訪ねしてるんです・・ドアーを開けていただけませんか?」
「どんなご用件でしょうか?」
用が有るから訪ねて来たと言う探偵社を名乗る男の言葉に明日香の鼓動が何故か速くなるのでした。が、もし夫が自分の素行調査を探偵社に依頼していたとしても、探偵社の者が自分を訪ねてくるとは思えないのでした。

「奥さんの素行調査の件でお訪ねしてるんです・・・」
その男の言葉に腰が抜けるほど明日香は驚きました。そして、夫が自分の調査をしていたとしても調査員が直接自分を訪ねてくることに明日香は疑問を持つのでした。
が、話を聞かなければ疑問が晴れないと思った明日香は恐る恐るドアを開けたのでした。

「三浦明日香さんですね?三浦晃一さんの奥さんですね?」
「はい、そうですけど・・・」
明日香は自分と夫の名前を男が正しく言ったことに驚き、探偵社の者が自分のことを調べていることがはっきりと分かり、明日香は胸が張り裂けるほど驚いたのでした。
元彼とラブホに入ったことも調べられた上で目の前の調査員が訪ねてきていると思うと明日香は絶望感に包まれるのでした。

「立ち話もなんですから・・ちょっと上げていただけませんかね?・・」
男が言ってあつかましくも靴を脱いで廊下に上がりました。明日香は不承不承男をリビングに案内したのでした。

「私は探偵社をやっております松山勇作と申します」
松山と名乗る男は名詞を出さず、口頭だけで自己紹介を済ませると、遠慮もなくソファに腰掛けたのでした。

「実はご主人さまから奥さんの調査をするように頼まれていまして、奥さんを調べさせていただいていたのです・・・」
明日香は松山の言葉に動転し、これで自分の人生も終わりだと思ったのでした。義父の経営する会社の専務をしており、いずれは社長となる夫との生活ももうこれで終わりだと思ったのでした。夫に隠れて元彼に抱かれていたことを後悔するのですが、もう後の祭りでした。

明日香は硬直し、言葉が出ないのでした。

「奥さんはある男とラブホへ行きましたね?」
松山が遠慮会釈もなく明日香が後悔していることを口にしました。今日も元彼とラブホに行った明日香は一言も口にすることが出来ないのでした。

「あれは、昔の彼氏でしょう・・奥さんがあんなに打ち解けていたから、元彼だと思ったんですよ・・・十分楽しみましたか、奥さん?」
松山がニタニタと下品な笑いを浮かべながら明日香に言いました。元彼であることを言い当てられたことに驚きましたが、明日香は松山には何も返事が出来ないのでした。

「ご主人さまに疑問を持たれるような行動をしちゃあ駄目ですよ・・・浮気はもっと上手にやらなければ・・・いくいくは間違いなく巡って来る社長婦人の座を捨ててしまうんですか?」
明日香は松山の言葉に疑問を抱くのでした、そしてこの松山がなんの目的で自分の浮気のことを自分に喋るのか疑問に思うのでした。浮気調査の結果は依頼者である夫に報告する筈だと思う明日香は松山の言動が理解できないのでした。

「奥さん、浮気を否定しても駄目ですよ、奥さんが彼と渋谷のラブホに入るところと、手を組んででラブホから出てくるところをちゃんと動画に撮ってありますから・・奥様が彼と睦み合っていると思いながら待つのは嫌な商売なんですよ・・・それに奥様がラブホから出てくる時の晴れ晴れとした顔を見ると妬けるもんなんですよ・・おチンチンは立つし、堪んないですよ・・・」
松山の淫猥で下品な話を嫌に思いながら明日香はどうすれば良いのか悩むのでした。


「それで、主人にはもう報告したんですか?」
明日香が泣くような声で松山に聞きました。
「いや、まだご主人には報告していません・・安心してください、奥さん」
「でも、いずれは主人に報告するんでしょう?」
「そりゃあ、ご主人に頼まれた仕事ですからねぇ・・近いうちに報告書を作る積もりです・・・」
松山がなぜ夫に報告する前に自分に喋るのか明日香はやはり疑問に思うのでした。そして、浮気は見つからなかったと松山が夫に嘘の報告書を提出してくれれば助かるのにと思うのでした。

「嘘の報告書を主人に提出することは出来ないでしょうか?」
明日香はお金でけりが付くのであれば、いくらでも松山に支払う気になっていたのでした。

「それは奥さん次第ですよ・・・」
明日香に嬉しさと、悦びが湧き上がってきました。夫に嘘の報告書を書いてくれれば自分の浮気を隠し通せると思ったのでした。
「いくらお支払いすればいいでしょうか?」
明日香は少々の金であれば今すぐにでも支払う気になっていたのでした。

「お金じゃないですよ、奥さん・・」
「お金じゃないって・・・ではどうすればいいんですか?」
「奥さんの体ですよ、その体で払ってくれるのであれば、ご主人への報告書は嘘で固めますよ・・・」

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