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借金取りに陵辱される母と娘-p1

裕福に過ごしていた涼子と娘の奈津美に悲劇が訪れたのは6ヶ月前だった。涼子の夫であり、奈津美の父である潤一が経営していた会社は順調に推移していたが、最大手の取引先が突然倒産し、夫が経営する会社にかなりの額の貸し倒れ金が発生したのだった。

取引銀行からの融資も受けられなくなり、会社再建の目処が立たなくなった夫は会社の土地と建物を売却し、銀行からの借金返済に充てた。が、仕入先への支払いが残り、夫は街金へ手を出したのだった。

街金への借金返済に苦労し始めた時、会社を訪ねてきた男に融資話を持ちかけられたのだった。街金への借金返済に四苦八苦していた涼子の夫は藁にもすがる思いでその男から60万円を借り、街金への返済に充てた。
涼子の夫はいわゆる借金で借金を返す最悪の状態に追い込まれていたのだった。

街金への借金の返済を済ませた夫は住み込みで働ける工事現場に出向き家を留守にした。その6日後に涼子と奈津美は身震いするような怖さに見舞われることになるのだった。


涼子と奈津美が夕食を済ませた夜の8時過ぎ、インターホンが鳴った。インターホンには見知らぬ二人の男が映っていた。

「どちら様ですか?」
涼子がインターホン越しに尋ねても返事は無かった。

「どちら様でしょうか?」
もう一度涼子が聞いた。
「大事な話があるのでドアーを開けてください・・」
言葉は丁寧だが、低い威圧感のある声が返ってきた。
「どんなご用件でしょうか」
訝しく思った涼子が再度尋ねると、
「旦那と話がしたいから旦那を出しなよ・・・」
と、もう一人の男がドスの効いた声で言った。
「いま主人は居ませんが・・・」
涼子は少々怖さを感じながら返事をした。

「居ないのなら仕方ない、それじゃ言うけど借金の話しだよ・・お宅の旦那に60万円貸してるんだよ、それを支払って貰いに来たんだよ・・・」

借金は全て完済してると思っていた涼子は腰が抜けるほど驚いた。
「私は何も聞いてませんけど・・・」
涼子に不安が走り始めた。
「聞いていようがいまいが、俺には関係ないよ、とにかく支払って貰わないと困るんだよ・・もっと大きい声で借金の話をしてもいいんだぜ・・・借金の話が近所に聞こえたら困るだろう奥さん・・・だから、ここを開けてよ・・・そしたら人に聞かれずに、静かに話せるんだから・・・」

「そんなこと言われましても・・・主人からは何も聞いてませんから・・・」
夫がまだ借金を残していたことに驚きながら、涼子はこの男たちに異様な恐怖感を感じ始めていた。

「この借用書を見てみろ、旦那の伊藤潤一が署名捺印してるじゃないか・・・この借用書が何よりの証拠だぁ・・見てみなければ分かんないだろ、ドアーを開けて見てみろ!」
だんだん荒い口調に変わってくる男達の声に涼子は怖くなりながら途方に暮れるのだった。
涼子はどうすればよいか迷い、言葉が出なくなった。

「早く、ここを開けろ!」
涼子がしばらく沈黙していると、拳でドアーが激しく叩かれ、一段とドスの効いた声で男が怒鳴った。

近所の手前もあり、涼子はとりあえず男達の話を聞くことにし、ドアーを開けた。

「俺達がデカイ声を出す前に開けろよ・・・」
男達は玄関に入ってドアーを閉めると、年長の方の男が玄関の上がり口に腰掛けたのでした。
玄関口に腰掛けた30歳半ばと思えるいかつい顔をした男が上着の内ポケットから借用書を取り出して涼子の目の前に突きつけた。

「ホラ、良く見てみろ、お前の旦那が署名し、捺印してるだろ?この60万円を支払って欲しいんだよ、今日・・・」
男の見せた借用書は確かに夫の署名であり、押されている印鑑も確かにうちのものだった。
そして、借用書には10日前の日にちが記述されていた。

「お前の旦那が借金したことは認めるな?」
「主人の筆跡に間違いないと思います・・・印鑑もうちのものだと思います・・・でも主人からは何も聞いていませんから・・・」

夫の経営する会社が左前になってからはギリギリの生活をしており、蓄えもほとんど使い果たした涼子に60万円を支払う余裕など全然無いのだった。

「聞いていないから支払いをしなくても良いことにはならないだろ?借金はきちんと返済するのが世の中の常識なんだから・・・それと、借金には利息がつくことぐらいは知ってるよなぁ・・・」
「えぇ、まぁ・・・」
男達に威圧され、借用書の署名が夫のものであり、印鑑もうちのものに間違いないと思うと、涼子の頭は混乱し、対処法を考える余裕など無くなってしまっていた。

「借金の60万円と利息の6万円を払って貰うよ・・・今日が期限なんだから・・・」
30歳半ばの男が涼子の目の前で借用書を振りながら凄んだ。
涼子は利息が6万円と言われたことにも驚いた。涼子は突然降りかかってきた驚きに利息の高さに苦言を挟む余裕もなくなっていたのだった。

「ゆっくりと話をさせて貰うよ・・・ここでは何だから上げてもらうよ・・・」
30歳半ばの男が言って、手下と思える20代の男を促してズカズカと家に上がりこんだのでした。

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