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二人暮しの兄妹に訪れる自然な結末-p1

勝一と妹の貴美が二人暮しをしなければならなくなったのは2年前に両親が交通事故で同時に他界してしまったのが原因でした。
共に弁護士をしていた両親が交通事故に巻き込まれて死亡した時、勝一は高校3年生で貴美は高校2年生でした。
思春期の勝一と貴美の二人暮しを心配する両方の祖父母がそれぞれの田舎に引き取ろうと申し出たのですが、東京で一流の進学校に通う勝一と貴美の今の高校で勉強を続けたいと願う強い希望を両方の祖父母が最後には受け入れしぶしぶ了承したのでした。

その甲斐あって勝一は志望大学に合格したのでした。1年遅れで貴美も志望する大学に合格でき、二人とも希望に満ちた二人の暮しを営んでいたのでした。

悲劇的な事故が起きたのは貴美が大学1年生になった5月の中旬でした。少し寝坊をし、大学に遅れる心配をした貴美が二階から急いで階段を下りる時、足を滑らせて階段から転げ落ちたのです。一階の床に両手を突いて体を支えた貴美の両手首と手の骨を複雑に骨折してしまったのです。
勝一が救急車を呼び、貴美は大学病院に搬送されたのですが、骨折の度合いがひどく、暫くの入院を余儀なくされたのです。

貴美が退院できた時には貴美の両手はギブスで固定され、痛々しい限りでした。医者からは6週間ほどギブスで固定しておくことが必要と言われ、貴美の両手首から先は全く使えない状態になってしまっていたのです。

貴美は衣服の着脱は一切できません。一人では下着を脱ぐことも出来ず、トイレにいくときも誰かの助けを借りなければならない状態でした。
食事をするにも両手が使えないので箸を持つことも出来ず、誰かに助けてもらわなければ食事もままならないのでした。
風呂にも一人では入れず、誰かの手助けが絶対に必要でした。
兄と二人暮しの貴美を手助けしてくれるのは兄の勝一しか居ませんでした。貴美にはこのことがとっても気がかりで、男の兄に頼み辛いことが山盛りでした。

自宅に帰ってから貴美が早速困ったことはトイレに行きたくなったことでした。病院で看護士さんにショーツを穿かせてもらい、ジーンズを穿かせてもらってブラジャーとシャツを着せてもらいましたが、トイレをする時にはジーンズとショーツを下ろさなければなりません。貴美は暫くトイレを我慢していましたがいつまでも我慢できるものではありません。

「お兄ちゃん・・貴美、トイレに行きたくなったんだけど・・・・」
貴美が小さい泣くような声で勝一に言いました。
「そうだよな、お兄ちゃんも気に病んでいたんだけど、貴美ちゃんの手助けが出来るのはお兄ちゃんしか居ないんだよな・・・貴美ちゃんは恥かしいだろうけど、仕方ないよ・・・我慢しなよ、貴美ちゃん・・・」
「うん、我慢する、お兄ちゃん助けてぇ・・・」
両手をギブスで固められた貴美にはジーンズのボタンを外すのは不可能でした。
勝一は貴美の前に跪き、貴美のジーンズのボタンを外し、ジッパーを下ろしました。まだ貴美の肌を直接見ている訳ではありませんが勝一の鼓動は高鳴り、妹とは言え女の体に出来上がっている貴美のジーンズを脱がせに掛かる行為に勝一はとてつもなく興奮しました。

貴美の尻たぶにひっかかって止まっていたジーンズを尻たぶから引き下げると貴美のジーンズが足元に落ちました。
ふっくらとした貴美の両脚は魅惑的で勝一の目は惹き付けられました。自動的に勝一の目は白い薄手のショーツに隠された股間に移されました。貴美の切れ上がった股間と両腿の付け根が作り出す妖しい魅力に情欲をかき立てられ勝一は激しく揺すぶられました。

「お兄ちゃん、ありがとう・・・」
貴美が小さく礼を言い、トイレに向いました。薄い白色のショーツで尻たぶを隠しただけで尻を向けた貴美の後姿は何とも妖艶な女の色っぽさを漂わせていました。
「貴美ちゃん、後は大丈夫?」
勝一が乾いた声で貴美に問いました。
「うん、もう大丈夫、ありがとう、お兄ちゃん・・・」
トイレのドアーはレバー式のドアノブなので押し下げればドアーを開けることができます。貴美はギブスで固められた手で何とかドアーを開け、トイレに入りました。

勝一の心配は貴美がショーツを下ろせるかどうかでした。貴美に助けを求められれば直ぐにトイレに駆けつける積りでいました。貴美からショーツを脱がせるシーンを想像するだけで勝一はドキドキとした鼓動を感じました。

トイレから助けを求める貴美の声はありませんでした。勝一は貴美が無事にトイレができている事に安堵しましたが、残念な気もしました。

貴美は腹を精一杯へこませてギブスで固められた手をショーツの下に差し入れてショーツを脱いだのでした。ショーツを上げる時は太腿で広げられたショーツの間にギブスの手を入れて強引に引き上げたのでした。貴美はショーツの上げ下げにこれだけ苦労する事にこれからの生活が思いやられたのでした。

貴美がトイレから出てくるまでにかなりの時間がかかりました。小用を足した後、トイレットペーパーで拭くことが出来ない貴美は温風で股間を乾かせていたのでした。


かなりの時間が経って貴美がトイレから出て来ました。ショーツは何とか穿けたようで魅惑的な股間は隠されていました。

「お兄ちゃん、貴美に短めのスカートを穿かせてくれない?・・・ショーツの上げ下げは出来たから・・・短めのスカートだったらそのまま便座に座っても大丈夫だと思うの・・・そしたらいちいちお兄ちゃんにお願いしなくてもよくなるから・・・ジーンズだったらどうしようも無いけど・・・」
貴美が言って勝一を2階の自分の部屋に誘いました。勝一は下はショーツ一枚だけの貴美の腕を掴んで貴美が転ばないように気をつけながら階段を上り貴美の部屋に行きました。

「お兄ちゃん、この箪笥の2番目の引き出しを引いてよ・・・」
貴美の引き出しの中はきれいに整頓されていました。その引き出しにはスカートが纏められていて、貴美がギブスで固められた手でスカートを選びました。

勝一は再び貴美の前に跪き、貴美の股間に幻惑されながら貴美にスカートを穿かせたのでした。
これが貴美が退院して来た日の最初の出来事でした。

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